読書について

最近、俺も含めた周りで読書ブームです。
自分で買うよりも多く色々貸して頂いたおかげで、本を読む機会が増えました。
借りた本で一番多かったのは、やっぱりサスペンスというか、推理ものが多かったですね。みんなやっぱり推理小説好きなんやね?俺は歴史小説がメインで、あんまり推理ものは読まないです。
で、改めて読んでみると、本というジャンルでは、推理小説は非常に向いているって事やね。
テレビや映画でも推理モノはいっぱいあるけど、本と推理モノの相性は非常に良い。俺なりに考えてみると、ペースが自分で調整出来るからやと思う(他にもあるけどね)。
テレビやったら、主人公のペースで推理が進むけど、本やったら読む速度や、考える時間を調整したり、元に戻ったりも出来るし、言葉の意味を調べたり出来る。一つのセリフに深く考えたり、事件現場を徹底的にイメージしてみたりも自分のペース出来る。
そういった事が出来るのはやっぱり本であり、推理モノとの相性が良いんやろね。
でも、読んでる間は時間を忘れるぐらい集中出来るし、楽しいんやけど、読み終わった後は、何かを得たかと言われると、ちょっと物足りないんよね。
そう考えると、歴史小説は読むのにパワー使うけど、読み終わった後の充実感はかなりあります。知識の幅が広がったような感じ。
って事で、推理モノは読書の楽しさを教えてくれるけど、そればっかりだと、エンターテイメント色が強すぎるので、他のジャンルも読まなきゃって事ですな。俺的には。
塩野七生という歴史小説家が良い事を言ってました。
「そもそも、本は面白い事が前提である。それにプラスで知識になる事があればなお良い」
さすが、、って事で推理モノは楽しすぎるので、しばらくは、塩野七生歴史小説の世界に浸ろうと思います。