最後のM-1はハイレベルやった

いやー、M-1面白かったですな。
会社の人達と一緒に鍋を食べながら見てたんやけど、
最後の最後までほんとに楽しめました。
俺なりの感想を書きたいと思います。
まずは、ジャルジャル。うーん、漫才としては邪道なネタでしたね。
普通にやってれば勝てないと思ったんやろうか?
何か勿体無い感じでした。
友達の友達の銀シャリは、ツッコミは面白いけど、ボケがイマイチ。
ボケの人を別の人にすれば、もっとブレイクするんじゃないかな?
頑張ってくれい。
ハライチはネタも個性も俺は好きやねんけど、去年と同じで、
ネタの終わり方が下手というか、勿体無いというか、リズムを壊して
しまうような終わり方で点数が下がってる気がするな。
ナイツは安定した漫才をしてるけど、やっぱりM-1向きじゃないというか、
優勝は無理っぽいね。でも、何回見ても面白いし、10年後、20年後も
面白い漫才をやってるのはナイツやと思う。
ピースはコント色が強いかな。俺的には面白く無かったけど、
点数は意外と高かったので、どこかに良さがあったのかもしれない。
パンクブーブーはやっぱり面白かった。去年の大会もレベルが高くて、
その中で優勝しただけあって、ネタ、リズムも完璧でした。
決勝のネタが同じような内容で、予選の内容を越えられなかったのが、
残念でした。でも、今後も漫才を見てみたいって感じた。
で、優勝を争ったスリムクラブ笑い飯なんですが、
この二組が最後の大会を盛り上げた事がすごく因果関係がありそう。
どちらも正統派の漫才というより、漫才の進化系というか、
漫才という物を別の角度から勝負してた二組やと思う。
スリムクラブに関しては、松ちゃんが言ってたように、
時間が惜しくないのかな?っていうぐらいスローなペースで漫才してたし、
ある意味M-1という大会の流れに逆らってた事が印象的でした。
あと、予選ではどんな漫才かを、審査員も観客も俺も知らなかったから、
度肝を抜かれた事で笑いが増してたと思うけど、決勝はある程度免疫が
ある状態で見ても面白かった。やっぱりほんとに面白かったんやろう。
笑い飯は9年間色々練ってた自分達のネタの完成形を今回出した感じ。
笑い飯の漫才も独特で、Wボケというのが印象的やったけど、
結局はネタ自体の面白さが重要で、見ている人が楽しめるというか、
期待している事を意識した内容にした事が今回の結果につながったんじゃないかな。
松ちゃんと紳助の意見が異なったのは今回が初めてかな?最後に情を取った松ちゃんと審査員としての冷静な判断をした紳助と、いやー審査も大変ですな。
まー、とにかく笑い飯が優勝で最後をくくってくれたのは、それはそれで感動したし、楽しめました。やっぱり漫才は良いっすねー!